先日、出張先のホテルでXbox Cloud Gamingを立ち上げたら、夜9時を過ぎたあたりから映像がカクカクになって、まともに遊べなくなってしまいました。昼間は快適だったのに、です。試しに手持ちのVPNを日本国内のサーバーに繋ぎ直してみたところ、嘘みたいに映像が安定。「クラウドゲーミングとVPNって、実はかなり相性がいいのでは?」と気になって色々検証してみたので、今回はその結果をまとめてみます。
クラウドゲーミングは「回線がすべて」のゲーム体験
GeForce NOWやXbox Cloud Gamingといったクラウドゲーミングは、ゲームの処理をすべてサーバー側で行い、映像だけを手元の端末にストリーミング配信する仕組みです。スペックの低いノートPCやスマホでも最新ゲームが動くのは感動ものですが、裏を返せば、回線の質がそのまま快適さに直結するということでもあります。
通常のオンラインゲームなら、やり取りするのは位置情報などの小さなデータが中心なので、多少回線が不安定でも何とかなります。ところがクラウドゲーミングは、常に高画質の動画を受信し続けている状態。回線が少しでも詰まると、映像の乱れや入力遅延として即座に体感に現れます。こんな経験、ありませんか? 夜になると急にカクつき出す、あの現象です。
VPNが役立つ3つの場面
検証してみて、VPNが効果を発揮するのは主に次の3つの場面だと感じました。
- 夜間の回線混雑・速度制限の回避:プロバイダによっては、混雑時間帯に動画系の通信を絞ることがあります。VPNで通信を暗号化すると中身が判別できなくなるため、この制限の影響を受けにくくなります
- 接続先の地域判定エラーの修正:ホテルや公共Wi-Fiでは、回線の出口が想定外の場所になっていて「お住まいの地域ではご利用いただけません」と表示されることがあります。VPNで日本サーバーを指定すれば解決できます
- 公共Wi-Fiでのセキュリティ確保:カフェやホテルのWi-Fiは暗号化が甘いことも多く、ゲームアカウントを守る意味でもVPNは有効です
私のホテルでの一件は、まさに1つ目と2つ目の合わせ技だったようです。VPNを通しただけで別物のように安定したときは、正直ちょっと感動しました。
設定手順は5分で終わります
やり方はとてもシンプルです。VPNサービスと契約してアプリをインストールし、日本国内(自分の現在地に近い場所)のサーバーを選んで接続する。あとは普段どおりGeForce NOWなりXbox Cloud Gamingなりを起動するだけです。PCでもスマホでも手順はほぼ同じで、初めてでも5分あれば終わると思います。
ひとつコツを挙げるなら、接続プロトコル(VPNの通信方式のことです)を「Lightway」や「WireGuard」といった軽量なものに変更しておくこと。アプリの設定画面から選べることが多く、これだけで体感速度がかなり変わります。
遅延を抑えるためのコツ
クラウドゲーミングでVPNを使うときの最大のポイントは、物理的に近いサーバーを選ぶことに尽きます。VPNは経由地点がひとつ増える仕組みなので、遠いサーバーを選ぶとその分だけ遅延が増えてしまいます。日本国内のサーバー、それも複数の都市から選べるなら自宅に近いほうを選ぶのが鉄則です。
それから、可能であればWi-Fiより有線接続を。これはVPNに限らない話ですが、クラウドゲーミングでは特に効果が大きいです。私の環境では、有線+VPN+軽量プロトコルの組み合わせで、夜間でもほぼ昼間と同じ快適さで遊べるようになりました。
ちなみに私が検証に使ったのはExpressVPNです。クラウドゲーミングは速度が命なので、実測値の速いサービスを選んでおくと失敗がありません。VODにも!業界最速級・安全・匿名VPNサービス【ExpressVPN】
注意しておきたいこと
誤解のないように書いておくと、VPNは「海外限定のゲームを無理やり遊ぶための道具」ではありません。各サービスの利用規約では、契約地域を偽る行為が禁止されている場合があります。あくまで正規の契約の範囲内で、通信品質と安全性を上げるために使うのが基本です。
また、無料VPNはおすすめしません。速度制限が厳しく、クラウドゲーミングではまず実用になりませんし、運営元が不透明なサービスは、かえってセキュリティ面の不安が増えてしまいます。使うなら信頼できる有料サービスを選びましょう。
まとめ:回線で諦める前にVPNという選択肢を
クラウドゲーミングは手軽な反面、回線環境に体験が大きく左右されます。「夜になるとカクつく」「出先で地域エラーが出る」と諦める前に、VPNを一度試してみる価値は十分にあります。30日間の返金保証があるサービスなら、自分の環境で効果があるかをノーリスクで確かめられますよ。


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